みずたま
 
  

 水玉ドット。
どっと水玉。

本日は新宿で昼からワインでした。
昼から飲むお酒ってのは、どうも心が躍ります。

親しき友人と盃を交わし、
少し血管が柔らかくなった所で
いつもの通り、服を見て回る。

買わないブランドでも見て回る。

あそこもここも、同じ形に、同じ柄。
ああ、これが「流行り」なのですねと知って回る。


もう、恥ずかしがらずに言葉にしてみるけども
服が好きだ。
好きだ好きだ好きだ。


服は貴方にとって何なのですか?と聞かれても
明確な言葉に表せない。
でも服が好きなんだ。


ボタンを留める仕草も、
すっとしたブラウスの手触りも
ひらひらと踊るスカートの裾も
全部で私を包んでくれている服が!


そして、もっと言うなら何かを語っていたり
背負っていたりする服が好き。

私が話す代わりに
おしゃべりしてくれるような服。

「今日はとても気分がいいです」
「貴方と会うのを楽しみにしていました」
「たくさん歩く気があります」


ただ笑ってるだけで、
実は色々話しかけているんだいつも。